こんにちは。子供の成長&身長サプリアドバイザーの「saki」です。
年齢を重ねてくると甲状腺の病気にかかりやすくなってくるのですが、実は子供も甲状腺の病気にはかかりやすいと言われています。
子供の成長にとって欠かせないホルモンの一つに「甲状腺ホルモン」があります。この甲状腺ホルモンの機能が低下することによって、子供の成長にとって深刻な影響を及ぼします。その病名は「先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)」と言われています。
では、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)」はどのような病気なのか?さらに、子供の身長とどのように関わっているのか?詳しく解説したいと思います。
先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)とは?
先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)は甲状腺ホルモンの働きが低下し、発育不全が起こる病気です。その中には低身長や精神発達の遅れや、知能低下などが挙げられます。
名前の通り先天性の病気なので、生後まもなく発見されるケースがほとんどです。こちらにクレチン症のチェックリストがあるのでご覧ください↓
[出典:www.kodomo-kenkou.com]
治療方法は?
基本的に早期発見、早期治療がもっとも効果的だと言われています。治療方法は薬による薬物療法です。
原因不明の病気ではないので治療方法もきちんと確立されており、できるだけ早い時期から不足している甲状腺ホルモンを薬として投与することで、普通の人と変わらないような生活を送ることが可能です。生後2週間までの治療がもっとも効果的だと言われています。
まとめ
普段の生活の変化から病気に気付いてあげて治療する、という病気ではありません。生後すぐに見つかる病気なので、早期発見、早期治療が推奨されています。
もし、生後すぐに気付かずに先ほどのチェックリストで当てはまるものがあるなら、すぐに小児内分泌専門医に相談しましょう。